2個150万円のメロン2010年の話

2個150万円、札幌市中央卸売市場の初競りで昨年の3倍の最高値がついたという。

昨年の3倍、昨年は2個50万円だったらしい。
今までの最高値が2008年の2個250万円。
あまりにも桁外れで、何を言っているのか最初良くわからなかった。
確かに今年は天候不順で作物の生産に苦労していることは、消費者としてこの野菜の高値で良く判る。
メロンというのは、飾りものじゃなく生物で、食べるためにあるものだと思うが、2個150万円ということは、1個75万円ということになる。
1個75万円のメロンを、落札した業者のコメントでは、「天候不順で苦労した生産者に報いたいと思いがあった。」と言っているらしいが、生産者に報いるために150万円をただ支払うことはしないはずだから、流通経路で当然それなりの儲けがあるはず。
業者の言葉が、凄く綺麗ごとに聞こえてくる。
 一番の疑問は、誰がこのメロンを落札した業者から買うのか?
多分料亭などに卸すんではないかと思うがどうなんだろう。
生物だらか、当然そんなに長くもたないはず。
誰かが食べるはずだけれど、一体どこの誰がこのメロンを食べるのか?
最終的にどこでどうなるのか、知りたい。