矢沢永吉×糸井重里

何の気なしにテレビを見ていたら、矢沢 永吉と糸井 重里が対談していた。

自分もずっと以前、高校生の頃、矢沢 永吉の「成り上がり」を読み、キャロルも聴いて多大な影響を受けていたから、矢沢 永吉がテレビでしかも、「成り上がり」をで書いた糸井 重里と対談なんかしてると、どうしても気になって見ていた。
 今日の矢沢の話は、心に沁みた。
勝手な解釈で申し訳ないが、矢沢 永吉も年齢を重ね、60歳を過ぎ人生に、考え方に物凄く幅を広げた様に感じる。
なにしろ、矢沢自身が経験から得てきた、良いとき悪いときの全て桁外れな実体験を基に話す内容が、一々「そうだよな~」と感銘させられる言葉ばかりだったから。
自分が「成り上がり」を初めて読んだときの、矢沢 永吉とは印象が全く違って見えた。
当然、キャロルからソロになり、現在に至る経緯もそれなりに知っているけど、若い頃の矢沢から想像がつかないくらい本当の意味でビッグになったんだなと感じた。
やっぱり、糸井 重里と対談だとこうも違うのかな。
対談が終わった後、糸井がスタッフに「雰囲気がすごいでしょ。」「あの人のファンなんだよな」みたいなことを言っていたが、あの対談を聞いたら誰だって、矢沢 永吉のファンになるんじゃないかな。
そういう自分も年をとったということか。