ホンダゴリラ

昭和56年頃のホンダゴリラ。

オレンジタンクのゴリラ。
Z50J 13*****。
家の裏にひっそりと放置され続けていた。
こいつを何とか走らせたい、という気持ちで、素人ながら修理に着手。
 一応屋根ある場所に放置されていたが、前後のタイヤは、ひび割れぺしゃんこ。
やっとの思いで、離れの修理するための小屋に運んだが、バラバラと錆が落ちる有様。
30年という年月が過ぎたことを思い知らされた。
取敢えずキックしてみるが、スカスカ。
 圧縮が全く無い。
どうしたものかと思案に暮れて、このまま放置を続行するか悩んだが、ふと浮かんだ。
「ゴリラは、クラッチを切っている状態では、キックしても圧縮は無かったよな~。」
「ああ、そうか、多分クラッチが張り付いてるのかもしれない。」
 クラッチワイヤーを根元で引っ張ったりして、取敢えず動かしてみた。
キックしてみると、こんどは立派に圧縮がある。
 「エンジンオイル交換したら、多分いけるかな。」などと考えながら、少しづつ修理するしかないか・・・・。
とにかく、錆が半端じゃないんで、錆落としから始めようかと、リアホイールを外す。
案の定、バラバラと赤錆が落ちる。
ホイールも見るも無残な状態。
 ドラムの中も錆だらけ。
スプロケットなど、もう勘弁して下さいといいたげな状態。
どうしたものか。