キャロル

「キャロル」というバンドが好きで、また、バンドで演奏しようという話になった。
「ヘイ・タクシー」という曲のリブヤングバージョンはカッコいい。
通常のスタジオバージョンではなく、ライブでの編曲がいい。
そもそも、単純な3コードのロックンロールの曲は演奏していても、もちろん聴いているだけでも、心が躍る。私の音楽の原点だ。
 矢沢永吉を崇拝する狂信的なファンが多い中、特段「キャロル」のルックスや、リーゼントに興味を持つということではなく、単に音楽が好きなだけ。
「憎いあの娘」のギターソロも、何とも言えない味がある。
 
 「キャロル」がデビューした当時は新鮮だったろうと思う。
革ジャンにリーゼント。
見た目のインパクトは大事だな。
 
 そもそも、あのルックスにしても、デビュー前、ピートベストがベースを担当し、シルバービートルズとしてハンブルグで腕を磨いていた頃のビートルズそのもの。
リーゼントに革ジャン。
 毎晩酒と女と喧嘩に明け暮れていた頃のビートルズそのもの。
 
 キャロルの古典的なロックンロールの曲、ほぼ全て初期のビートルズBBCライブに入っている。
ただ、私達が古典的なロックンロールを演奏しようとすると、ビートルズのコピーだけでは、演奏自体があまりにもレトロすぎてつまらない。
 
どうしても、キャロルが編曲した方を参考にすることになる。
ヴォーカル自体は、「ジョン・レノンとポールマッカートニー」が段違いに凄過ぎるが、ジョージが、他の伴奏、特にチェットアトキンス、チャックベリー風に、「チョーキングもしてみました」感じのギターのみではあんまり面白くない。(決してけなしているわけではない。)
また、ベースも、矢沢の永ちゃんが弾くベースもドライブ感があって良い。
ポールのベースとも違う。
 
日本のバンドで、ロックンロールと言えば「キャロル」は外せない。
 

ヤードバーズ

あまり知られていないようだけど、このグループは最高に良い。
ヴォーカルのキース・レリフは確かに歌が上手くないが、しかし、音楽性は最高!
ブルースが大半を占める。
有名な曲だと、FOR YOUR LOVE等があるが、こういった曲ではなく、白人がブルースを好きで好きでたまらく好きで演奏してます。
といった感じを私は受ける。
BEATLESは確かに最高だが、勝るとも劣らないと思う。
クラプトン、ジェフベック、ジミーペイジが在籍していたからどうとか言うことよりも、バンドとしての音楽が心に染みてくる。
これは表現の仕様がない。
何とか、自分のバンドでコピーしたいが、タブ譜は無い。
耳でコピーするしかないようだ。
また、ヴォーカルが難しいだろうと思う。
キース・レリフが綺麗に歌っていればそれなりに、何とかコピーできるだろうが、ヤードバーズを聞く限り、歌が聞きにくいことと、ハモリがかなり、いい加減で、雰囲気を出すのは難しいだろうと思う。
しかし、いつか何としてもコピーして演奏したいと思う。
 

想念 シンクロ

 世間は狭いという。
全くそう思う。
こんな場所でなんでこの人に出会うのか?
と思うことがある。
世の中全て必然であり、偶然は無いというが、何の意味があるのか?
自宅から遥かに離れた場所で出会う意味というのは?
 
また、会いたいと思う人には会えない。
これは、会いたいと思う相手が、会いたくないからだという。
 
最近読んだ本で、全ての事象は、想念、(気持ち、想い、心が感じた事)が全て現象となって現れているという。
ただ、想念は瞬間的だが、物質的な動きとしてはどうしても時間がかかる。
 
だから、自分がこうしたいと思っていれば必ずその通りになるという。
 
出会う人、出会わない人、人と野でありは全て必然。
確かに、自分がこうありたいと思うことが、未来であるなら、こうありたいと思う方向に導く人と出会うことになるだろう。
 
ただ、本心からそう思う気持ちがないと、優柔不断な考えではなかなか思う通りにはならない。
 

かばん

かばん
かばんは大きい方が何かと便利だ。
当然だが、入れるスペースが大きい。
余裕があるということは、にも余裕ができる。
かばんには、人を惹きつける何か言い表せない魔法のような魅力がある。
 
ただ、見ているだけで、色々想像する。
 
かばんを選ぶとき、そのかばんを持っている自分を想像し、入れる物、あれとこれは、常に入れて得お
 
かなければどのポケットに入れるか、これを入れる丁度良いサイズのポケットは付いているか?とか、
 
想像が膨らむ。
 
実際に、購入して持つことになっても、結局大きいかばんが良い。
 
あれも、これも、何でも入る。
まだ大丈夫思うと頼もしい。
しかし、持ち運びが少し大変になる。
見栄えもあまり良くない。
いや、しかし、機能性重視。
 
だが、必要最低限度の物しか持たないというのも良い。
しかし、やっぱり、何かあった時に物を入れるスペースがあるという大きなかばんの魅力には勝てない。

時間を貯金できたら

楽しいこと。
 
なかなか楽しい事はないもんだね。
 
1日はあっという間に過ぎてしまうし。
 
休日が来るのを楽しみにしていても、休日というものは、あったの?と言いたいくらい短い。
 
時間というのは、感覚だと思う。
 
嫌なことをしているとき、手持ち無沙汰ですることがない時なんかは、ほとんど時間が経たない。
 
でも、楽しい時、夢中で何かに打ち込んでいる時なんかは、時間が経つのが早い。
 
これは、時間が本当に曖昧なものだということの証明じゃないかと思う。
 
どう考えても同じ時間であれば、同じだけの感覚であるはず。
 
楽しい時間は、損をした気になる。
 
だったら、嫌な時の長くつらい時間を貯金して楽しい時間に振り分けることができれば良いな

知ること

卑語と敬語
梅干と日本刀という本に大学の卒業式で、答辞を読んだ主席の女子学生の話が書いてある。
何でも、「私たち卒業生は・・・・」と読んだことが大きな間違いらしい。
私たちの「たち」は公達の「たち」であり、これは敬語にあたる。
本来は、「私ら(あるいは(私ども)」が正解だという。
「ら」というのは、一人称を複数形にした卑語だという。
 記憶を遡れば、小学校の卒業式の時、一人一人少しずつ割り当てられた言葉を言った時の記憶は、「僕たち、私たち」だったような。・・・・
そもそも、答辞とは、感謝を伝える公文書であるという。
 小学校の卒業式で、一人一人が述べた言葉も、感謝の気持ちを伝えるためのものだったが。
小学校と、大学ではレベルが違うから仕方ないのか。
 
色々知らない事を学ぶのは楽しいことだ。
昨日は知らなかったことも、今日知ることで、何十年も前から知っていた人とレベルは同じになる。
ただ、世の中知らない事が多すぎて、全てを知ることなんてできないし、興味が無いことを知ることは困難極まりないから。